ふとんの仕立て直し 布団が蘇る! 寝装のつる 鶴幸雄商店 社長の井寺です。 ふとんのことはおまかせください。

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ふとんを知る

布団には様々な種類がありますが、特に中わたの種類によって、性能に大きな違いが生じます。
寝装のつるでは、天然素材のご使用をおすすめしていますが、ここでは天然素材のうち4種類(真綿、綿花、羽毛、羊毛)について、概略をご説明します。

真綿(まわた)

蚕(かいこ)の繭(まゆ)から作られる、最高級のわたです。
養蚕農家が減少している現在では、ほとんど見かけなくなりましたが、近年その優れた性質が見直されています。
1.吸湿性・放湿性に優れる、2.保温性に優れる、3.静電気が起こりにくく、埃を寄せ付けない、4.繊維が長いので埃が出ない、5.かさが低い、等の性質があります。

綿花(めんか)

木綿わたは吸湿性・保温性に優れ、復元力に富んでいます。
また木綿の繊維は中空で天然のよじれをもっているため、日干しをすることにより吸収した湿気を放湿するとともに、あらゆる繊維の中で最も優れたかさ回復力をもっています。
代表的な木綿わたは、敷ふとん用にインド綿、掛ふとん用にメキシコ綿があります。

羽毛(うもう)

ガチョウやアヒル、カモなどの水鳥の胸毛(ダウン)から作られるわたです。
1.吸湿性・放湿性に優れる、2.繊維どうしが絡みにくいので、かさが高く、ふんわりとしていて軽い、3.冬は暖かく、夏は涼しい、等の性質があります。

羊毛(ようもう)

羊の毛から作られるわたです。
1.吸湿性・放湿性に優れる、2.独特の縮れをもつ繊維により、強い弾力性をもつ、3.抗菌力が高い、4.発火点が高く燃えにくい、5.空気の含有率が高く、断熱性が高い、6.静電気が起こりにくく、埃を寄せ付けない、等の性質があります。敷き布団に使用されることが多いわたです。

今さらきけないふとんにまつわる7つの疑問
Q1.ふとんはどうやって洗うの?
人は眠っている間に毎日200mlの汗をかくといわれ、使い込む程に汚れが蓄積しますので、ふとんは丸洗いすることをおすすめします(ただし、丸洗いできない種類のふとんもあります)。
ふとんの丸洗いは服の洗濯とは違い、とても大変な作業ですし、洗い方が適切でないと返ってふとんを傷めますので、専門業者に依頼して下さい。
ふとんの種類によっては丸洗いできないものもあったり、わたの種類や状態によっても適切な洗い方が違いますので、まずは専門業者にご相談下さい。
Q2.ふとんを干さないとどうなるの?
ふとんを干さないでおくと、ふとんにこもった湿気によりダニやカビが発生しやすい状態になります。
天気の良い日はなるべくふとんを干すようにしましょう。ただし、日差しの強い日に長時間干しっ放しにすると、ふとんの繊維を傷めますので気をつけて下さい。
ふとんたたきも強くたたくと繊維を傷めますので、軽くたたくようにして下さい。ダニの死骸や埃は掃除機で吸い取るのが一番です。
Q3.ふとんは何年使えるの?
ふとんの耐用年数は使用環境によっても変わりますが、掛ふとんは10~15年、敷ふとんは5~10年が標準的な耐用年数です。
羽毛ふとんの場合は側を替えることにより、さらに長く使い続けることができますし、羽毛が悪くなったふとんでも、新しい羽毛を足すことにより、ボリュームが戻ります。
お持ちのふとんの耐用年数をお知りになりたい方は、お気軽にお問合わせください。
Q4.ドライクリーニングと丸洗いは何が違うの?
ドライクリーニングは油性の汚れは落としますが、汗やアレルゲン等の水溶性の汚れまではしっかりと落とせません。
丸洗いをして、水溶性の汚れまでしっかり落とすことをおすすめします。
Q5.「羽毛ふとん」と「羽根ふとん」は違うふとんなの?
羽毛ふとんと羽根ふとんは違うふとんです。
羽毛ふとんと呼ばれるものは、充填物の50%以上に羽毛(ダウン)を使っているふとんです。羽毛が50%に満たないものを羽根ふとんと言います。
羽毛(ダウン)とは、水鳥の胸の部分に生えたうぶ毛のことで、硬い軸がなく、軽くて大変やわらかいです。保温性と押さえつけた場合の復元力にも優れています。
羽根(フェザー)とは、翼の周りを覆っている軸に平面状に毛がついたものです。
吸湿性と保湿性がありますが、硬い軸の部分がふとんの中でゴワゴワします。ふっくらとふとんを膨らます力が弱いため、掛ふとんにはあまり適していません。
Q6.ふとんはどうやって保管したらいいの?
ふとんを保管する際は、湿気を防ぐことが重要です。保管中のふとんも時々外で干すようにし、保管中は乾燥剤やすのこを用いると良いでしょう。また、汚れが付いたまま保管すると、変色や黄ばみになりますので、丸洗いでしっかりクリーニングしてから保管してください。
Q7.ふとんはわたの種類で干し方が違うの?
はい。ふとんはわたの種類により、適切な干し方が違います。
例えば羽毛ふとんの場合、湿気がこもりにくい性質をもちますので、風通しの良い日陰に干したり、窓を開けてお部屋の風通しを良くするだけで十分な乾燥効果が得られますので、天日干しまでする必要がありません。
その他のふとんにつきましても、長時間強い日光にさらしてふとんたたきをすると、かえってわたの繊維を傷めることになる場合がありますので、ご注意下さい。適切な干し方につきましてはふとんをご購入の際によくお確かめ下さい。